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とても重要なバラの香りの「10のノート(香調)」ってなに?

バラの香りはとても複雑です。
だからこそ奥深く魅力的なのですね。
さぁ、それではいったいバラの香りとは
どのような成分で出来ているのでしょうか?

バラの香りの分析ってどういうこと?

ツイスター説明

バラの香りは、五分咲きの頃が最も
よい香りだということがわかっています。

飛ばしてOK ,泙困蓮香りのするバラを探します。

△修涼罎埜淙咲きの状態のバラを見つけましょう♬

そのバラの中心付近の花びらにクリップを付けます。

ぅリップを付けたらTwister(ツイスター)をクリップに付けます。
(花弁に付けないように気を付けます。)

イ修慮紊法花全体にラップをして香りを閉じ込めます。

β圓弔海硲瓜間したらTwisterを回収します。

これで、バラの香気成分の捕集が終わりました。

あとは、研究室のGC/MS(ガス・リキッド・クロマトグラフィ/マス・スペクトロメトリー)

と呼ばれる機械で分析します。

GCは、ガスクロと呼ばれここで香り成分を個々にわけます。
MSは、香り成分の質量と分子構造を調べる機械です。

この2つがひとつとなってバラの香りの神秘を
人間が垣間見ることができるのです。

さて、そのガス/マスを使うと下の逃げたくなるようなグラフが出てきます。
でも怖がらないでくださいね 笑

見るのも嫌になるようなこのグラフが、
蓬田バラの香り研究所が咲いている生花のバラの香りを
驚くような精度で再現させるのに重要なのです。

MSチャート

飛ばしてOK このグラフ簡単に説明すると
横軸が、時間の経過なのですがところどころ
縦軸に飛び出しています。
この面積の一つ一つが香りを補修したバラに
含まれる成分の量なのです。
低い温度から徐々に高温で補修したバラの香り成分が
温度変化とともに計測されていきます。
同じ条件下で補修されたバラの香り成分は
同じ条件下で分析されます。
ある一定の振れ幅で同じ成分は、同じ時間帯に
検出されるのでこんなに多くもの成分が解明されてきました。

皆さんグラフに色々な色の○が ある事に気づきましたか?

これが、蓬田バラの香り研究所で門外不出の

です。

企業秘密なので全部はお見せできませんが、
これは、香り成分ごとの香調を色分けしてあります。
蓬田バラの香り研究所では、バラの香りを
10種類のノート(香調)と未知の成分+1の11種類に分けました。
でもそれだけ言われてもどんな香りなのかわからないですよね?
そこで下のようなものを作りました。

パルファム図

付いている色と香りの雰囲気(香調)がなんとなく
わかっていただけたでしょうか?
香りは透明でなかなか説明が難しいものです。
「リナロールの香りが弱くイオノン系が強くて…」
なんて言っても意味がわかりませんよね?
だからここのパルファム図ができたのです。
そして出来るだけ簡素にバラの香りを語ってもらえたら
ということでこの10のノートの分類から生まれた
現代バラの7種の香りを言葉として使っていただきたい
と思います。

もぜひ読んでみてください。

飛ばしてOK バラの香りが嫌いになる前に上の「7種の香りって何?」
を読んでみてください。

一応、10のノートも細かく説明いたします。

10ノート(香調)の解説

<トップ(軽い)成分>

(1) ハーバル・グリーンノートの香り
《針葉樹の葉、柑橘の皮などに特徴的なモノテルペン炭化水素類などの成分》

(2) フレッシュグリーンノートの香り
《植物の葉を揉んだ時に感ぜられる新鮮なグリーン・リーフィな成分》

<ミドル(ハート)成分>

(3) ダマスク・スィートノートの香り
《いわゆるバラらしい甘さに相当する主要な4成分》
 シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、フェニルエチルアルコール

(4) フルーティ・フローラルノートの香り
《果物および各種花の香りを想起させるエステル、アルコール、
アルデヒド類などの成分》

(5) ティー・フェノリックノート
《やや湿ったフェノリック(薬品的な香り)でスパイシーさを
伴ったティー・ローズ特有の成分》
水を撒いたお花屋さんの前を通った時のような香り印象で、他の成分と
バランスよく含まれることで高品質な紅茶葉様の香りとなる。
含有%の多少はあるものの、現代バラのほとんどに含まれている。

(6) ティー・バイオレットノート
《紅茶やスミレの香りに特徴的な拡散性のあるイオノン骨格をもつ成分》

(7) スパイシーノート
《クローブ(丁子)やカーネーションにも多く含まれる特徴的なスパイシー様の成分》

(8) ミルラ(アニス様)ノート
《ハーブのアニス(ウイキョウ)に似たほろ苦味のある甘さに青臭さを伴った香り成分》
イングリッシュ・ローズの品種に特徴的なミルラ(アニス様)香に影響しており,
他の成分とのバランス如何で香りの嗜好が大きく別れる。最新の文献解釈で、
"ハーブのスィート・シスリー(ガーデン・ミルラ)"の香りに似ていると
記載されていることが判明した。

<ラスト(重い)成分>

(9) ウッディ・ハニーノート
《木材質および粉っぽい蜜様の匂いを想起させるセスキテルペン系炭化水素類
やアルコールなどの成分》

(10) ロージー・ワックスノート 《比較的揮発しやすい(中沸点化合物)花ロウ由来の成分≫
油脂、ワックス様の匂いがややあるが、バラに特徴ある香り印象を大きく持たない。
バラの香りの柔かさや保留性に影響している。

(11) 不明成分(未知成分を含む)

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